【6月第4週】2020年に向け、今からはじめるプログラミング教育
「東京オリンピック・パラリンピック競技大会」が間近に迫った2020年。この年、小学校ではプログラミング教育が必修化となります。本教育推進に伴い、先行的にプログラミング教育の実践に取り組む団体、企業も増えてきています。
今年の夏休みはパソコンで自由研究を
ユーザーの志向やIT機器関連の習熟度にあわせたデバイス・サービスの使い方提案・理解度・満足度向上を目指す団体「ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)」は、小学校でプログラミング教育が必修化となる2020年を迎える前の最後の夏休み期間中、教育への取り組みを強化し、株式会社学研プラス、およびスズキ教育ソフトとコラボを行なうと発表しました。
学研プラスとのコラボでは、「パソコン×自由研究 コンテスト2019」を開催。自由研究のレポートをPCを使って作ってもらうことを通して、文書・スライドの作成からファイルのコピーや保存といったPCの基礎的な操作に慣れてもらうことを目標とするものです。開催期間は7月20日から9月8日で、コンテストページからのデータ送付または郵送で応募可能です。
スズキ教育ソフトとのコラボでは、同社が学校向けに展開してるゲーム感覚のキーボード検定サイト「キーボー島アドベンチャー」を、夏休みの期間中のみ一般家庭からでもアクセスできるようにする「キーボードマスターキャンペーン」を実施します。開催期間は6月21日から8月31日で、入力速度が速かったトップ10の子どもにはmicro:bitの教材キットをプレゼントするという企画も。
現代社会の子どもたちは、スマートフォンやタブレットといった操作に慣れすぎており、「キーボードによるローマ字入力」「ファイルのコピー・移動」「ファイルの保存」といったスキルが非常に低いという実態があります。この夏休みを機に、お子様のIT教育に取り組んでみてはいかがでしょうか。
『プログラミング教育必修化前の最後の夏休み、子どものPC基礎スキル向上を目指しWDLCが取り組み』
(出典:2019年6月21日 PCWatch記事より)
楽しく学べるロボットプログラミング
ドローンの開発・販売においてトップシェアを誇るDJIは、このほど教育用ロボット「ROBOMASTER S1」を発売しました。
今回発売した「ROBOMASTER S1」は、教育市場向けの地上走行ロボットで、「AI/エンジニアリング/ロボット工学に初めて触れる人でも簡単に操作できるように」と設計・開発された製品です。わかりやすい操作性と、豊富なチュートリアルを搭載し、AIやエンジニアリング、ロボット工学の経験を積んだ人でも楽しめる機能が豊富に盛り込まれています。組み立て/プログラミング/操作/対戦ゲーム/レースなど、ロボット工学における科学、数学、物理学、AI技術すべてを体系的に学ぶことができる仕組みです。
※製品紹介動画はこちら(YouTube)
またこのS1は、ScratchおよびPythonプログラミング言語に対応しています。そのため、コーディング初心者からエキスパートレベルの人まで、目標に応じて楽しみながら学習することができます。前項でご紹介した2020年からのプログラミング教育においても教材としてScratchを採用しているので、このS1も教材として最適といえます。
日本は、PC所有率やPC利用率が圧倒的に低く、このまま深刻化すれば将来的にIT従事者が大きく不足する局面を迎えるということから2020年のプログラミング教育必修化に至るという経緯があります。こうしたロボットプログラミングを通して少しでもプログラム分野に興味を持つお子様が増えるといいですね。
『DJI、教育向けの地上走行ロボット「ROBOMASTER S1」を発売』
(出典:2019年6月12日 CNET Japan記事より)
>> トイドローンやマイクロドローンの飛行場「アローレ八王子ドローンフィールド」
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