「個人情報を考える週間」みなさんも一緒に考えてみましょう
普段、みなさんがお使いの各種インターネットサービス、そこには様々な個人情報が必須となっています。もし、この個人情報が流出した場合、知らないうちに拡散してしまうこともあり、それを完全に消去することが難しいのが現状です。そんななか、個人情報保護委員会は、2022年5月30日から6月5日までを「個人情報を考える週間」として、個人情報の重要性に関する啓蒙活動を強化しています。
個人情報を考える週間
様々なインターネットサービスを利用するうえで、我々は注意して個人情報を取り扱うことが重要です。個人情報保護委員会では、2022年5月30日から6月5日までを「個人情報を考える週間」に合わせ、様々な啓蒙を展開いています。
現在同委員会のホームページでは、個人の皆様が個人情報の取扱いや個人情報保護制度について学ぶことができるよう、日常で個人情報の取扱いに注意すべき典型的な場面である、SNSやオンラインゲーム等を題材にした研修動画のほか、マンガやパンフレット等の様々なツールを掲載しています。
例えば、子どもたちがSNSやオンラインゲームを利用する場合、その危険性に気が付かず、自分や友達の名前・学校名などを書き込んだり、住所がわかるような写真を掲載してしまったりして、危険な目にあうこともあります。委員会では、子どもたちが利用する際には、必ずご家族に確認するなど、この機会に、家庭内のルールについて話し合うよう注意を呼びかけています。
そのほか、事業者向け・個人向けにおける様々なシーンに潜む落とし穴としてチェックポイントも公開しています。自身に当てはまる当てはまらないに関わらず、ぜひ一度チェックしてみることをおすすめします。
『個人情報を考える週間(2022年)』
(出典:個人情報保護委員会より)
個人情報を考える週間:Googleの取り組み
Googleは、5月30日から6月5日までの「個人情報を考える週間」にあわせ、パスワードとオンラインアカウントの管理に関する啓発記事を公開しました。「パスワードとオンラインアカウントを安全に保つための10のヒント」として以下の10項目を紹介しています。
1.複数のアカウントでパスワードを使い回さない
2.パスワードは12文字以上に
3.パスワードは英字(大文字と小文字)、数字、記号を組み合わせる
4.他人に知られている情報や簡単に見つかる情報からパスワードを作成しない
5.作成したパスワードを他人に知られないようにする
6.パスワード管理ツールを利用する
7.パスワードを定期的に更新する
8.パスワード チェックアップを実行する
9.他人にパスワードが漏れた場合に備えて、再設定用の情報を追加する
10.2段階認証プロセスを設定して、保護をより強化する
パスワードの使いまわしに関してはよく言われることですが、ひとつひとつのパスワードを覚えることは容易なことではないのが現況です。そこで、Googleでは、同社のパスワード マネージャーなどのパスワード管理ツールを使用することを推奨しています。Google パスワード マネージャーを使えば、強力なパスワードの作成、パスワードの保存と管理、定期的なチェックにより、アカウントを安全に管理することができるとしています。
今回の「個人情報を考える週間」を機に、普段から個人情報やパスワードのに意識を向けておくことが大きな損害を受けないための第一歩です。
『個人情報を考える週間: パスワードとオンラインアカウントを安全に保つためのヒント』
(出典:2022年5月30日 Googleより)
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