【4月第2週】いま注目されているオンライン上の飲み会・ライブサービス
新型コロナウイルスの感染が都市部で急速に拡大している状況を受けて、4月7日に東京など7都府県を対象に、法律に基づく「緊急事態宣言」を行いました。飲食店やイベント・コンサートなどの休止など、関連業界では大打撃となり、一日も早い収束を祈るばかりです。そんななかITを利用した代替エンターテインメントサービスが注目を集めています。
家に居ながら飲み会
友人や会社の同僚などととの日々の飲み会。特にこの時期は歓送迎会シーズンであることから今回の外出自粛で残念な思いをしている方々も少なくないでしょう。そうした状況も相まって注目されているサービスがあります。それがオンライン飲み会というサービスです。
1010株式会社は、オンライン飲み会サービス「たくのむ」を運営展開しています。そしてこの度、参加人数を12人まで無料開放しました。この「たくのむ」は、遠隔地にいる人同士でも飲み会に参加できるサービスです。利用のためにアカウント作成などの必要がなく、参加者がURLを共有するだけで飲み会が開けるのが特長です。終電や閉店などがないため、際限なく飲み会が続かないようにタイマー機能を備えるなどの機能もあります。【動作環境はPCおよびiOS13以上, Android10以上】
使い方はいたって簡単。
1. 飲み会ルームを無料作成
2. 一緒に飲みたい人に共有
3. オンラインで飲む
今後は、出前を注文できる機能や撮影された写真を閲覧できるアルバム機能などの機能を拡充していくとしています。世界的にも非常に閉塞感のある状況にありますが、こうしたサービスを利用することで息抜きするのも良いかもしれませんね。
『オンライン飲み会の「たくのむ」が無料利用範囲を12人までに拡大』
(出典:2020年4月6日 ケータイWatch記事より)
オンライン上でライブ
音楽ライブや各種エンターテイメントイベントも今回の新型コロナ感染拡大の影響で中止や延期となり、主催者・アーティスト、そしてなにより楽しみにしていたファンの方々のお気持ちも計り知れません。特にアーティストの方々は表現の場を奪われることは死活問題でもあります。そうしたなかで、オンライン上が新たな表現の場として注目を浴びています。
【You Tube LIVE(Super Chat)】
皆さんご存知「You Tube」ですが、実はライブ配信(生放送)をして投げ銭をもらうことも可能です。それがYou Tube LIVEのSuper Chatという機能です。100円〜5,000円単位まで投げ銭が可能で手数料は30%ほど。ただ、この「投げ銭」方式ですが、スーパーチャットを利用するためには、チャンネル登録者数が1000人以上、過去12カ月の動画再生時間4000時間以上という条件を満たしていなければならないといった条件もあります。
【17Live(イチナナライブ)】
株式会社17 Media Japanの運営する「17Live」は配信型の投げ銭サービスで、全世界4,200万人以上のユーザー数を誇ります。17Liveでは、視聴者がポイントを購入し、ライブ配信でギフトを送れば完了となるシステム。ライブ配信は、配信者がファンに向けた放送を日常的に放送するため、観ているファンも視聴習慣ができ、それにより独自のコミュニティが出来上がるのが大きな特徴といえます。
本来、生のライブ感が味わえるのが本来の醍醐味ではありますが、こうしたオンラインライブも、また違った意味でのライブ感が味わえます。また、このような投げ銭システムにより、アーティストへの支援にもなりますので、今後ますます発展してゆくサービスといえるでしょう。
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