【4月第2週】スマート家電の脆弱性診断で安心スマートライフ
IoTの発展により「スマート家電」が脚光を浴び、さまざまな展開をみせています。スマートフォンをリモコン代わりに家電を操作したり、家電の運転状況やデータをスマートフォンで管理できるなど、ますますの進化が期待されています。しかし、3月末にも本ブログにおいてIoTの脆弱性に関する問題をとりあげましたが、そうした脆弱性対策が今後の課題になっています。
音声で家電をコントロール
冒頭にスマートフォンを使って家電をコントロールというお話に触れましたが、最近ではAmazon Alexa、GoogleアシスタントといったAIスピーカーの普及に伴い、スマートフォンを使わずに音声だけで家電を操作・コントロールできるようになりました。テレビのリモコンも不要になり、「○○、テレビつけて」と話しかけるだけで操作可能に。照明のオンオフも音声でできます。バリアフリーの観点からもこうした発展は喜ばしいことでもありますね。
もちろん外出先からは従来通りスマートフォンで遠隔にて自宅の家電を操作することも可能です。スマート家電ならスマートフォンからエアコンの切り忘れを確認することもできます。逆に帰宅途中にエアコンを入れて、部屋を温めておくことも可能です。また、消費電力や冷蔵庫の開け閉めなど、今後も急速にスマート家電が進化・普及していくことが予想されます。
スマート家電の脆弱性診断ツール
このように、スマート家電は急速な普及が予想されますが、その一方でスマート家電やネットワーク周辺機器に存在する脆弱性が悪用され、サイバー犯罪に利用されたり個人情報を盗み取られたりする事例も増加しています。
そうしたサイバー攻撃から身を守る自衛手段として、トレンドマイクロでは家庭内ネットワークの安全性を診断する無料ツール「オンラインスキャン for Home Network」に、スマート家電の脆弱性の有無を診断する機能を追加しました。
このオンラインツールは、「コネクテッドデバイス可視化機能」「デバイス設定の診断機能」「脆弱性診断機能」の3つの機能で構成されており、ホームネットワークに知らない機器がつながっていないか、設定は安全かどうか、リスクの高い脆弱性が存在しないかを診断してくれます。
便利な反面、犯罪者によってスマート家電が遠隔操作されてしまったり、プライベートな情報が漏えいしてしまう危険性も孕んでいます。こうしたツールで日頃から機器環境をチェックするなどの対策をしておくと、安心してスマート家電を利用できますね。
『トレンドマイクロの無料ツール、「スマート家電の脆弱性の有無」が診断可能に』
(出典:2018年04月11日 トレンドマイクロニュースより)
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