【2月第1週】乗り換え対応はお早めに ー Microsoft製品サポート情報
Windows7の延長サポート終了を2年後に控え、すでにWindows10へ移行された企業、これから準備という企業さまざまかと思います。今年は年内にOffice 2019がリリース予定との発表もありますので、いまのうちからの移行計画も必要です。
Windows7の延長サポート終了まであと2年
マイクロソフトでは、すでにWindows7のメインストリームサポートは2015年1月13日をもって終了となっており、現在延長サポート期間に入っており、セキュリティ更新プログラムと有償/無償のサポートは提供されています。しかし、その延長サポートも2020年1月14日に終了を迎え、延長サポートが終了するとすべてのサポートが終了します。
企業では新しいOSや各種アプリケーションの導入にあたって次のような作業が発生してくると思われます。
・PCの対応状況確認
・メールの移行
・アプリケーションの移行
・事前のデータバックアップ
・社内各種周辺機器の互換性確認 など
2017年6月に楽天リサーチが1000社の中堅・中小企業を対象に行った調査によると、Windows7のサポート終了を「知っている」と回答した企業は46%にとどまり、Windows7からの移行に関する検証・移行は「これから」と回答した企業は67%でした。予算とタイミングが難しいと思われますが、いざという時に慌てないためにもいまのうちから計画的に移行を進めることをおすすめします。
『OS にはサポート期限があります!』
(出典:Microsoft最新情報より)
Office2019はWindows10のみ対応
そしてまた今年はOffice製品のリニューアル時期でもあります。Microsoftは2月1日(現地時間)に、Office 2016の次期バージョンである「Office 2019」を2018年下半期に出荷すると発表しました。今回の発表では、プレビュー版を2018年第2四半期にリリースし、正式版を2018年下半期に発売するとを明らかにしています。
また、今回のバージョンではメインストリートサポート期間はこれまでと同じく5年間となっていますが、セキュリティ更新が行なわれる延長サポートの期間は従来の5年から約2年に短縮されています。Microsoft発表のブログによるとこれらは、新しく、より効率的な管理ソリューションとセキュリティへのより包括的なアプローチとし、
10年以上前の技術革新の恩恵を受けていないソフトウェアは、セキュリティ確保が困難であり、本質的に生産性が劣ります。変化のペースが速まる中、より現代的なリズムに当社のソフトウェアを移行することが不可欠となっています。(英訳)
と述べています。
『Changes to Office and Windows servicing and support』
(出典:2018年2月1日 Microsoftブログより)
連日、ハードウェア、ソフトウェアさまざまな脆弱性に関するニュースが流れ、それを狙う犯罪者によるサイバー攻撃も跡を絶ちません。そうしたサイバー攻撃展開の速さに対応するためにもハードウェアやソフトウェアのセキュリティサポート期間短縮も今後増えてくるでしょう。また我々は、それを見越した短期での乗り換え対策も今後必要になってくるかもしれません。
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