【1月第3週】サポート終了間近!OSやOffice環境の移行はお済みですか?
Microsoft社製のいくつかの主要製品サポートが2020年に終了になることは以前よりお伝えしておりますが、残り1年となった現在でもいまだ古い製品をお使いの個人、企業様も見受けられます。あらためてサポート終了のお知らせと、注意をお伝えします。
2020年にサポートが終了するMS製品
2020年にサポートが終了するMicrosoft社製品は以下のとおりです。
■2020年1月14日に終了
Windows 7 / Windows Server 2008 / Windows Server 2008R2
■2020年10月13日に終了
Office 2010
以上のようにOSに関しては1月14日、Office製品は10月13日でサポート終了となります。もし、サポートが終了したOSを使用し続けると、たとえ脆弱性が発見されたとしても修正アップデート対応が行われないので、セキュリティリスクを解消することができなくなり、脆弱性を悪用した攻撃による情報漏えいなどの可能性が高くなります。また、Office 2010もサポート終了後に新たな脆弱性が発見されると、攻撃者に脆弱性を悪用され、ウイルス感染などによる被害につながる可能性が高くなります。
『複数の Microsoft 社製品のサポート終了に伴う注意喚起』
(出典:2019年1月11日 情報処理推進機構より)
現在の移行状況は?
Microsoftの発表によると、現在日本国内では、Windows 7搭載PCが法人で1,600万台、一般家庭で1,100万台、Windows Server 2008搭載サーバが48万台が稼働しているそうです。Windows 7では、大企業の95%が移行を開始しており、自治体でも97%がサポート終了を認知しています。しかしながら、中小企業での認知は63%に留まっており、対応の遅れがやや目立っています。
とはいえ、全体としてはいまだWindows7のシェアは多いものの、かろうじてWindows10のシェアが逆転してきています。今後1年かけてさらに移行は進むと思われますが、パソコンだけ入れ替えれば良いというものでもありません。いままで使ってきた周辺機器やアプリケーションは、Windows10に対応していない場合もあります。周辺環境も含めた計画的な移行を行う必要がありますので、いまのうちから社内システム体制を整えておきたいものです。
『Windows 7・Office 2010等が2020年でサポート終了、早急に最新版への移行を』
(出典:2019年01月16日 トレンドマイクロより)
『サポート終了まで1年を切ったWindows 7のOSシェアは36%超 トップはかろうじてWindows 10が逆転』
(出典:2019年1月16日 ITmedia記事より)
>> IT管理のアウトソーシングならシーティーエスにおまかせください
*********
弊社では、保守サービスやサポートに関する
facebookページを立ち上げています。
セキュリティの問題や脆弱性の情報を
毎日ピックアップして掲載しておりますので
よろしければお立ち寄りください。
ITサポート&サービス情報局【CTS】facebookページ
http://www.facebook.com/ITsupport.service
今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより