【1月第2週】大雪被害拡大!「防災」について考える機会を
昨年末から続く記録的な大雪の影響により、各地で大きな被害が出ています。交通網はもとより、通信設備においても様々な影響が出ており今後も天候の状態に注意が必要です。また、毎年1月17日は「防災とボランティアの日」、1月15日〜21日までは「防災とボランティア週間」と定められています。今一度防災について考える機会としましょう。
大雪被害支援策と防災アプリ
1月7日から降り続く大雪の影響で、東北地方の一部地域で各通信キャリアの携帯電話がつながりにくい状態となるなど、通信網にも被害が出ています。また、その他、交通機関や人的被害も含め大きな被害に及んでいます。そんななか今回、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルは、大雪による被害を受けた契約者を対象に、災害救助法が適用される地域において、基本料金の減免や利用料金の支払期限延長、携帯電話の修理費用の軽減などの支援措置を実施しています。以下、各キャリアの支援措置リンクとなりますので、対象となる方は是非ご参照ください。
【令和3年1月大雪に伴う各キャリア支援措置】
■KDDI
■楽天モバイル
また、ウェザーニューズはこの度、AR(拡張現実)技術を活用して、大雨や大雪、浸水の被害を疑似体験できるスマートフォンアプリ「ARお天気シミュレーター」(iOS/Android)を無償公開した。浸水の被害をARで再現する既存アプリを改良したもので、ユーザーがアプリ内カメラに景色を映すと、降雨や降雪、浸水のAR映像を重ねて表示することができるというもの。雨や雪の強さ、浸水の規模も調整可能です。ご自身の住んでいる地域の災害による被害状況を疑似体験し、防災意識の向上につなげてみてはいかがでしょうか。
『大雨・大雪・浸水を現実世界にAR表示 災害シミュレーターをウェザーニューズが公開』
(出典:2021年01月14日 ITmedia記事より)
1月15日〜1月21日は「防災とボランティア週間」
平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機として、毎年1月17日は「防災とボランティアの日」、1月15日〜ら1月21日までを「防災とボランティア週間」と定められています。災害時におけるボランティア活動及び自主的な防災活動についての認識を深めるとともに、災害への備えの充実強化を図ることが目的です。
内閣府では「防災」を以下のように定義しています。
「防災」とは、「災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ、及び災害の復旧を図ること」をいいます。まずは「興味を持ち」「知ること」そして「身近でできるところ」からはじめることが大事です。
前述の大雪や昨今の自然災害にみるように、大規模な被害を受けた地域では状況が刻々変化します。テレビやラジオのニュース、気象情報、災害ボランティアセンターのホームページなどで、最新情報を必ず確認し、事前に装備や心がまえなどを予習・再確認しておきましょう。
また、非被災者がボランティアとして被災地に行くことは大変素晴らしいことですが、逆に行くことで現地に迷惑や負担を掛けないのが大前提です。そのようなことから内閣府では、現地のボランティアが円滑に活動するためのお金も重要であると説明しています。被災地でのボランティア活動のための募金に送ることも立派な活動です。また、「赤い羽根・共同募金」の一部も、ボランティア団体やボランティアセンターの活動資金になっています。同時に地域全体の活力の維持・回復のために、観光イベントへ参加することや地元産品の購入などを通じて、被災地を心の交流や経済面で支えることも重要です。
昨年も豪雨被害など大きな自然災害が発生しました。近年の気象状況は平年では予想もつかないような状況に陥ることが多くあります。「防災とボランティアの日」「防災とボランティア週間」は、あらゆる災害を想定した普段からの防災意識を持ち続ける機会としてみましょう。
『防災ボランティア関係情報』
(出典:内閣府 防災情報のページより)
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。
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