【1月第2週】次期 Windows 10 アップデート情報
2016年8月2日に一般公開されたWindows 10 Anniverdary Update(RS1/開発コード名で「Redstone(RS)」)は、公開当初様々なトラブルや混乱を招いたことは記憶に新しいところです。ようやくその混乱も落ち着いたように見えますが、2017年春にはまた大きなWindows Update 第二弾(RS2)が控えています。
前回のWindows 10大規模アップデートでは、強制アップデート問題や使用不能に陥るアプリケーション、周辺機器の設定変更を余儀なくされたりするなどのケースもありました。今回のアップデートではこのようなトラブルが最小限に留まってくれればと願うばかりです。
そんな、次期Windows 10 (RS2)の情報がいくつかあがってきましたのでご紹介します。
Windows 10 アップデート(Insider Preview ビルド)情報
『Windows 10 Insider Preview ビルド 15002 でお試しいただける日本語入力の改善点について』
(出典:2017年1月10日マイクロソフトウインドウズブログより)
Microsoft IME で入力を始めたりオン・オフを切り替えたりするときに、オン・オフの状態が最前面で大きく表示されます。これにより、日本語を入力したい箇所でアルファベットを入力してしまうこと、またはその反対のケースを防ぐことができます。
また、予測候補を表示するまでの文字数の初期値を、3文字から1文字に変更。この変更により、従来よりも早い時点で予測候補が表示されるようになり、少ないキー入力数で多くの文字を入力することができ、文字入力の効率を上げることができるようになります。
『「Windows 10」、次期アップデート(Creators Update)でブルーライトフィルター追加へ』
(出典:2017年1月10日ITmedia記事より)
次期アップデートではブルーライト削減機能が追加される模様です。
すでにこうした機能はiOSの「Night Shift」などとしてスマートフォン向けに搭載されているほか、Windowsでも外部アプリをインストールすることで使用可能ではありましたが、[設定]→[システム]→[ディスプレイ]で設定できるようになります。
あくまで今回ご紹介した機能はWindows Insider ProgramのFast Ringユーザー向けに、「Windows 10」の「Build 15002」で配信された機能なので、正式な一般公開アップデートで実装されるかは未定です。
Windows Vista サポート終了
『2017年前半にサポートが終わる主なOSたち』
(出典:2017年1月6日ITmedia記事より)
2014年4月8日にWindows XPのサポートが終了しましたが、いよいよWindows Vistaのサポートも終了を迎えます。
Microsoftは、2006年にリリースしたWindows Vistaの延長サポートを米国時間の2017年4月11日に終了します。
原則としてこの日に公開される見込みのセキュリティ更新プログラムが最後となり、4月12日以降は脆弱性が発見されても修正などは行われないとのことです。また、Vistaと同時にInternet Explorer 9のサポートも終了します。
他のOSに比べてWindows Vistaが稼働するコンピュータの台数は少ないとみられますが、サポートが終了したOSではセキュリティ上の危険性が高まります。導入されている企業や組織では新OSへの移行などの早急な対応作業を進めることをおすすめします。
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