【1月第4週】AIでより進化した監視・見守りIoT機器
従来の監視カメラや見守りカメラにネットワーク機能、いわゆるIoT化が進んで久しいですが、ここにきてさらなる進化を遂げつつありがます。IoT機器にさらにAIを搭載するることで、選別・解析機能により磨きがかかり、どんどん進化しています。
年齢を判別するAIカメラ
1月に日本各地で晴れて成人となられた新成人の姿を目にしたのは記憶に新しいところ。これから様々な面で責任とその自覚をもって社会に飛び立っていくことでしょう。成人となれば当然飲酒も可能となりますが、居酒屋などの飲食業界においては、店員が成人か否かを判別する場合は都度年齢確認を行う必要があり、またそれでは漏れも多いという課題がありました。
そのような現状を踏まえ、業務システムのクラウドサービスを展開するチャオでは、AI(人工知能)搭載カメラで、来店客が未成年かどうかを検知する実証実験を養老乃瀧が展開する居酒屋「一軒め酒場 新橋店」で実施しその結果を発表しました。
[2018年7月下旬〜10月末。被験者は約5万8000人]
今回の実証実験で使用したのはAI搭載のクラウドカメラ「Ciao Camera」で、AIがカメラ画像から人物の顔を識別し、年齢結果を推定。未成年と思われる場合は店員に通知するというもの。精度向上と通知までの時間を短縮するため、チャオは未成年かもしれない「要年齢確認者」を判別する独自の識別エンジンを構築し、人間が精査しAIに学習させたことで精度を改善。結果、96.1%の精度で未成年を検知できるようになったといいます。
飲食業界も人材不足の問題を抱えており、今後はこうしたAIが店舗運営の力強い戦力となることでしょう。
『AIカメラが「未成年」判別、居酒屋で実験 精度は96%超』
(出典:2019年01月23日 ITmedia記事より)
自宅内をロボット犬がパトロール
発売以来、大人気のソニー製エンタテインメントロボット「aibo(アイボ)」ですが、この度家族を見守る機能「aiboのおまわりさん」が追加されました。
今回aiboに搭載されたのは、予め設定された時間帯になると、「犬のおまわりさん」のメロディーとともにその場所まで歩いて、「見つけてほしい人」を探し、可愛いふるまいを披露するという機能。aiboには「見つけてほしい人」の顔と名前を10人まで「My aibo(マイアイボ)」に登録できます。
また、6月からは月額1480円の「aiboプレミアムプラン」の提供も開始。このプレミアムプランでは、aiboのおまわりさんで、外出中のオーナーがMy aiboからすぐにパトロールを指示し、aiboを通じて室内の様子をリアルタイムに確認できる機能や、見つけてほしい人を発見した際の便利なプッシュ通知機能などが可能になるそうです。
同社では、今後も集合知によるAIを進化させ、クラウドを通じてほかのアイボにも学習を共有することで、AI全体を成長させるとしています。これにより、離れた家族ともaiboを通して『見守り』と『コミュニケーション』の両方が可能となり、さらに癒し効果も期待できそうですね。
『「アイボ」が自宅をパトロール–見守り機能追加、新色「チョコエディション」も』
(出典:2019年01月23日 CNET Japanより)
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