【12月第3週】SNS(Facebook、Twitter)が与える負の影響とその対策
いまやSNSは社会においてさまざまな影響を及ぼし、ビジネス、コミュニケーションなどのツールとしてなくてはならない存在となっています。しかしSNSのデメリットな部分に起因する様々なニュースが世間を賑わすことも少なくありません。そうしたことからFacebook、Twitterともに新たな対策を発表しています。
Facebookの取り組み
Facebookは、ソーシャルメディアがメンタルに与える影響に関する研究結果を発表するとともに、嫌がらせといった行為から身を守り、安心して利用できるための対策としてさまざまな機能を追加しました。
「Snooze」という機能は、特定のユーザー、グループ、またはブランドのページを、友達やフォロー設定を解除することなく30日間非表示にできるというものです。この機能により、友達やパートナーとの関係が気まずくなった場合や、特定のトピックを避けたい場合に、ユーザーが自分のニュースフィードを制御できるようになります。
「Take a Break」は、別れた相手と少し距離を置きたい時のためのサポート機能で、相手の投稿や相手がタグ付けされた写真をニュースフィードに表示させなくすることができます。
また、サービスでの嫌がらせ対策の一環として、「ブロックした相手の別アカウントからの接触をブロックできる機能」と、「見たくない友達からのメッセージを未読のまま確認できる機能(Facebook Messenger)」も追加されました。これによりある程度の防御策になることが期待されています。
『Facebook、メンタルへの悪影響を認める研究結果とその対策を発表』
(出典:2017年12月17日 ITmedia記事より)
『Facebook、嫌がらせ対策でメッセージの未読確認機能と偽アカウントでの友達申請ブロック機能』
(出典:2017年12月20日 ITmedia記事より)
Twitterの取り組み
一方、米Twitterでは、サービス上の暴力や嫌がらせを減らすための新ルール適用開始を発表しています。具体的には従来のルールに加え、「攻撃的な行為」の「暴力および身体的危害」項目に新たに追加されています。以下のような行為に該当すればアカウントが永久凍結されるというものです。
・一般市民に対して暴力を使用したり助長したりして影響力を高める組織に関連するアカウント
・暴力や暴力行為の参加者を推奨するコンテンツ
・攻撃的なユーザー名、表示名、プロフィール
・ヘイト的な画像やシンボルの使用
Twitterルール
https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/twitter-rules
万が一、誤ってアカウントが凍結された場合は異議申し立ても可能となっており、強制的対応の適用レベルと適用範囲に関しましてはヘルプセンターを参照ください。
『Twitter、暴力・嫌がらせ・ヘイトに関する新ルールの適用開始』
(出典:2017年12月19日 ITmedia記事より)
SNSに起因する悲しいニュースが世界中で聞かれますが、こうした取り組みにより少しでも利用しやすいサービスになってくれることを期待します。また本来、こうしたルールや機能を使わずとも、利用者それぞれが思いやりを持ち、安心して利用できる環境が構築される世の中であることを祈るばかりです。
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