【12月第2週】2017年における「検索ランキング」「サイバー脅威」
2017年も残すところあとわずかとなりました。一年を振り返ると世界、国内ともにさまざまなニュースが思い起こされますが、特に話題となった事柄を「検索(テクノロジー)」「サイバー脅威」に絞ってご紹介します。
2017年のGoogle検索ワードランキング
Googleは毎年恒例となっている「Year in Search」を発表し、2017年の急上昇ワードを公開しました。
世界中の「Consumer Tech(消費者向けハイテク)」の検索カテゴリでは以下のような順位になっています。やはり今年は「iPhone 8 / X」に対する関心が非常に高かったことが伺われ、総合検索ワードランキングでもiPhone 8が2位、iPhone Xが3位に入っています。
【Consumer Tech】
1) iPhone 8
2) iPhone X
3) Nintendo Switch
4) Samsung Galaxy S8
5) Xbox One X
また、日本国内に目を向けてみると、「比較」されたトピックランキングでは「AIスピーカー」や「ビットコイン」が注目を集めています。特にAIスピーカーは10月の「Google Home」発売を皮切りに、11月の「Amazon Echo」発売で一気に火がついた感じです。AIスピーカーにおいてはまだまだ発展途上でいくつかの課題はあるものの、2018年も目が離せない存在になりそうです。
【「比較」されたトピック】
1) 政党 比較
2) aiスピーカー 比較
3) ビットコイン 比較
4) イデコ 比較
5) ガス 自由化 比較
『「Year in Search」検索で振り返る2017』
(出典:Google Trendsより)
2017年の「サイバー脅威」
Kaspersky Labは、2017年の主要なサイバー脅威レポートを発表しました。これによると、2017年におけるランサムウェアの標的の26.2%は企業や組織を狙ったものであることがわかりました。今年は3つのランサムウェア「WannaCry」(5月)、「ExPetr」(6月)、「BadRabbit」(10月)が猛威を振るいました。なかでも「WannaCry」にいたっては世界中で70万件もの被害が出ています。
また、ランサムウェアの新しいファミリー数は、2016年の62件から2017年は38件へと大きく減少しています。一方で、既存のランサムウェアの亜種はなんと昨年のおよそ倍に増加。このことから、攻撃者が従来型に改良を重ね、ランサムウェアの難読化を図っているとの見方もあります。
2017年にランサムウェアの被害を受けた企業や組織の65%は、データの大部分、あるいは全データにアクセスできなくなったと回答。さらには、支払い要求に応じたにもかかわらず、6社に1社はデータを復元ができなかったといいます。
より高度化するサイバー攻撃に対抗するためには、複合的なセキュリティ対策と、組織内すべてにおけるより一層のセキュリティ意識向上施策が求められてきます。
『Kaspersky Security Bulletin-2:2017年を代表するサイバー脅威』
(出典:2017年12月06日 Kaspersky Labより)
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