年末年始にかけて官公庁をかたる詐欺に注意!
今年も残すところ1ヶ月を切りました。なにかと忙しくバタバタする時期でもありますが、そういったなかでサイバー関連の詐欺も増加傾向に。特に官公庁をかたる詐欺には要注意です。
経済産業省サイバーセキュリティ課をかたる電話詐欺
経済産業省では、同省サイバーセキュリティ課をかたり、名前や住所、電話番号などの情報を聞き出す不審電話が急増しているとして注意を呼びかけています。
同省で確認されている内容は以下。
■自動音声にて
これから2時間以内にお客様の通信を制限させていただきます。
内容をご確認いただきたい方は、自動音声の案内に従って、番号を入力してください。
■その後オペレーターにつながり
あなたのお名前で携帯電話が不正契約されています。
確認するので、名前、住所、電話番号を教えてください。
また警察へ転送するなどと話し、不安を煽るケースもあるといいます。
同省ではこのような電話を行うことはないとし、電話で身に覚えのない要求をされても相手にせず、無視するよう呼びかけています。そのほか不明な点や不安がある場合は最寄りの警察署等にご連絡するようにしましょう。
『経済産業省をかたる電話にご注意ください!』
(出典:経済産業省より)
マイナポータルをかたるフィッシング詐欺
フィッシング対策協議会では、マイナポータルをかたるフィッシングの報告を受けているとして注意を呼びかけています。
フィッシングメールの件名は「電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金(5万円/1世帯)のご案内」といったものですが、ほかにも似たような件名も使われている可能性もあります。また、メール本文にある誘導先のフィッシングサイトはマイナポータルを装っており、メールアドレスとパスワード(英数字6〜16桁の暗証番号)の入力画面が表示されます。ログインの操作をすると、名前、フリガナ、生年月日、電話番号、住所のほか、ポイントを受け取る方法として、クレジットカード情報(カード番号、有効期限、カード名義人、セキュリティコード)の入力を求められます。
フィッシング対策協議会によると、「フィッシングサイトは本物のサイトの画面をコピーして作成されることが多く、見分けることは非常に困難」と指摘。その上で、日頃から、サービスへログインする際はメールやSMSのリンクを利用するのでなく、公式アプリやウェブブラウザーのブックマークからアクセスするよう、注意を促しています。
『マイナポータルをかたるフィッシング』
(出典:2023年12月06日 フィッシング対策協議会より)
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