【11月第5週】ネット通販におけるクリスマス商戦対策
クリスマスシーズンを間近に控え、関連商戦も慌ただしくなってきています。皆様もクリスマスプレゼントなどでネット通販を利用する機会も増えるかと思いますが、こうした時期は様々なトラブルに遭遇する機会も増えますので注意が必要です。
サイバー攻撃に弱いプレゼント
セキュリティ企業McAfeeでは、プレゼント購入が盛んになるホリデーシーズンに向け、サイバー攻撃を受けやすいギフト用ガジェットの2017年版レポート「McAfee Most Hackable Holiday Gifts」を公表しています。
これによると、調査対象者の20%はインターネットセキュリティを気にすることなく、セキュリティが弱いと知りつつ必要と思われるコネクテッドデバイスを買うと回答しています。
また、McAfeeはインターネット接続機能を備えるデバイスが危険だとし、2017年版レポートで以下のデバイスがもっとも攻撃されやすいとしています。
・ノートPC
・スマートフォン
・タブレット
・ドローン
・デジタルアシスタント(スマートスピーカ)
・コネクテッド玩具(インターネット玩具)
・コネクテッド家電(インターネット家電)
マカフィーでは、コネクテッドデバイスを使い始める際にはパスワードを変更し、すぐアップデートするよう呼びかけています。また、新型のコネクテッドデバイスをプレゼントなどで入手したときには、それまで使っていた古いデバイスの取り扱いに注意することも大切と指摘。調査対象者の50%は「新型を手に入れたら旧型を捨てるか売るかするつもり」としたものの、20%にいたっては「デバイスに登録した個人情報の完全な削除方法を知らない」と回答しています。
万が一、買い替え機の廃棄や買取などをお考えの場合はこうした注意と、個人情報などの内部情報消去・リセットなどを確実に行いましょう。
『クリスマスに警戒すべき「スマートスピーカ、ネット玩具」–攻撃に弱いプレゼント』
(出典:2017年11月22日 CnetJapan記事より)
代金前払いの通販業者に注意
また東京都(消費生活総合センター)では、インターネット通販で商品を申し込み、代金を支払ったのに商品が届かないという相談が多く寄せられているとして注意を呼びかけています。
具体的な相談内容としては「クレジットカードが使えると記載されているが、銀行振込みしか選択できなかった」「サイトに記載された電話番号は使われていなかった」「事業者名とは別の個人名義の口座を指定された」といったもので、いずれも代金だけ振り込ませて連絡がとれなくなるというもの。
こうしたことから、東京都消費生活総合センターでは以下のような注意ポイントをあげています。
・前払いで、銀行振込みに限定されている場合は要注意!
・事業者情報を確認しましょう!
・消費生活センターに相談を!
商品を注文する前に、事業者情報の記載があるかどうか、また、それらが実在する住所や電話番号であるかを確認したいものです。そこで、連絡先がメールアドレスのみの場合は、連絡が取れなくなるおそれがあるので注意が必要です。
商品購入時にはカード決済や代引きなど、支払方法が選択できるかの確認しましょう。また、振込先口座の名義人が事業者名やネットショップ名とは異なる個人名義だったり、外国人名義だった場合は注意しましょう。通常より安すぎる値付けの場合も注意です。
事前の対策をして楽しいクリスマスを迎えましょう。
『代金前払いのネット通販、支払ったのに商品が届かない!』
(出典:2017年11月22日 東京くらしWEBより)
東京都消費生活総合センター
03-3235-1155(相談専用電話)
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