【10月第1週】セキュリティ関連ニュース。アップデートの重要性
最近話題にのぼったセキュリティ関連のニュースを取り上げます。
今週はWindows10のアップデートに関するトラブルに
巻き込まれた方が多くいらっしゃったのではないでしょうか。
「アップデートが進まない」「再起動のループが起こる」などの
障害が一部のユーザーにおいて発生したようです。
『Windows 10 Anniversary Updateの累積的アップデートでトラブル発生』
(2016年10月3日ITmedia記事より)
アップデート【update】とは、
ソフトウェアやデータの小規模な更新を意味します。
新しいバージョンの製品に更新する作業や部品の
インストールを指すこともあります。
ソフトウェアには常にバグやウィルスが入りやすい状態に
晒されているため、定期的にダウンロード方式で提供されます。
大幅な改良はアップグレードとも呼びます。
今回ユーザーに影響を与えたのは「KB3194496」というプログラム。
正常にインストールできたユーザーがいる一方で、再起動を
繰り返したり更新が停止したりするユーザーが出ているとのこと。
以前のバージョンへ戻すか、このプログラム「KB3194496」を
削除することで問題が解決するそうです。
まだアップデートをされていない方はインストールを避け、
Microsoftの対策を待つことをお勧めします。
定期的なアップデートは脆弱性対策として有効に用いられますが、
OSそのものだけでなく、企業・コーポレートサイトで頻繁に
使われるCMS(コンテンツ・マネジメント・サービス)でも
プラグイン等のアップデートが攻撃から守る重要な鍵となります。
先日IPAが公開した「CMSを用いたウェブサイト構築における情報
セキュリティ対策4つのポイント」は、企業・コーポレートサイト
のセキュリティ強化につながりますので、ぜひご一読くださいね。
『CMS を用いたウェブサイトにおける情報セキュリティ対策のポイント』
(2016年9月28日IPAプレスリリースより)
ウェブサイトは一般的なソフトウェアと同様に
アップデートが常に必要です。
会社のサイトを一度作った状態でそのままにしてはいませんか?
利用している拡張機能は最新版となっていますか?
ぜひ一度情報管理者の方に尋ねてみてくださいね。
>> シーティーエスは社内PCやネットワークの管理をサポートいたします
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今週も「IT・保守サポートの日誌」をお読みいただき、
ありがとうございました。
シーティーエス株式会社 ブログ担当スタッフより